はじめに
不動産を売却するとき、不動産会社と結ぶ「媒介契約」には3つの種類があります。
どれを選ぶかで販売スピードや情報公開の仕方が変わるため、事前に特徴を理解しておくことが大切です。
ここでは初心者にもわかりやすく、各契約のメリット・デメリットと選び方を解説します。
1. 専属専任媒介契約
- 1社だけに売却を依頼する契約
- 自分で見つけた買主との契約も不可
- 不動産会社は週1回以上の活動報告が義務
💡 向いている人
- 販売活動を1社に集中させたい
- 不動産会社に完全お任せしたい
2. 専任媒介契約
- 1社だけに売却を依頼する契約
- 自分で見つけた買主との契約は可能
- 不動産会社は2週に1回以上の活動報告が義務
💡 向いている人
- 販売活動を1社に集中させたい
- 自分でも買主を探す可能性がある
- 柔軟さとスピードのバランスを重視したい
3. 一般媒介契約
- 複数の不動産会社に同時に依頼可能
- 自分で見つけた買主とも契約可能
- 活動報告の義務はなし(希望すれば可能)
- 不動産会社の責任は専属専任・専任と比べて軽い
→ 他社や本人が売ってしまう可能性が高いため、積極的な広告や営業活動は控えめになりやすい
💡 向いている人
- 自分でも積極的に動く
- 売却期限に余裕があり、営業活動を自分で管理できる
選び方の目安
契約種類 | 売却スピード | 自分での買主探し | 活動報告義務 | 不動産会社の責任感 |
---|---|---|---|---|
専属専任 | 早い | 不可 | 週1回以上 | 高い |
専任 | 早い | 可能 | 2週に1回以上 | 高い |
一般 | 普通〜遅い | 可能 | なし | 低め |
まとめ
- スピード重視・お任せ派 → 専属専任媒介契約
- バランス重視 → 専任媒介契約(おすすめ)
- 自由度重視だが営業活動は自分で管理できる人 → 一般媒介契約
契約は3か月が基本ですが、合わなければ更新しない選択も可能です。
まずは信頼できる担当者とじっくり話し合って決めましょう。
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